日本人はなんでも新品が好きだったりしますが、中古のものにも色々と魅力はあるものです。日本人の好きな中古は「ヴィンテージ」や「アンティーク」などですが、海外では中古品はもっと日常レベルで親しまれています。例えば、車でもなんでもシェイクダウン(馴らし)という概念がありますが、ある意味、セカンドハンド(中古品)はそういう初期不良や馴らしが終わった一番いい状態にあると言えます。
特に、高い買い物の場合、中古は大きな魅力です。具体的に言うなら「家」になります。日本人は新築がやはり最上級だと思いがちですが、いえいえ、中古住宅にも魅力はたくさんありますよ。一番の魅力は何と言っても価格。35年もローンを組んで払い続けていけるかすら分からない現代において、あまりにも新築住居は高すぎます。中古だからこそ現実的に返済ができますし、一括払いでの購入も可能になります。場所によってはかなり価格を抑えることも可能ですから、リフォームもしくはリノベーション前提で買っても総額は新築以下で収まるはずです。もしくは建物に手を入れなかったとしても、新築では手が届かないような広さの住居を購入することもできます。都心だとある程度相場もできてしまいますが、郊外になるとかなり選択肢も多く、出物も多かったりします。中古住宅情報サイトを見てもかなりの価格帯と諸条件の異なる中古住宅が並んでいます。
人生において、住宅は最も重要かつ高価な買い物になるはずです。新築だけという概念に捕らわれず、中古住宅にまで目を向けて、広い選択肢の中からベストな住宅を選ぶようにしましょう。
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